しかし、国や都道府県の政策の方針に合う行動を会社が起こさなければ 助成金を活用する事はできません。
助成金は厚生労働省や経済産業省など、様々な省庁が関係しております。
国は、失業率の増加、経済の衰退を防ぐべく対策としてこういった制度を作りました。うまく活用する事が賢い経営に繋がり、世の中に貢献する事へと繋がるのです。
企業の事業活動は、世の中の景気によって左右されます。景気が良い時は、人員不足からの雇用が増えますが、逆に景気が悪くなった 時や会社の業績が下がってしまった際は、事業活動収縮からの賃金カットや リストラ等を選択しなければいけない状況にあります。 しかし、各企業がそれを行なってしまうと、景気回復どころか拍車をかけて 不景気へと進んでいきますので、こういった「雇用調整助成金」が存在する のです。
去年の4月~6月の1ヶ月当たりの売上平均が300万円。
しかし今年は競合会社との価格競争が過熱化し、今年4月~6月の1ヶ月当たりの売上平均が250万円に減少。
7月の売上も増加が見込めない為、ハローワークに相談し、雇用調整助成金を申請し、やむを得ず中堅社員のBさんを会社都合で一週間休ませる事にした。
去年の1月~3月前半まで非常に調子がよく、1ヶ月の売上平均も1000万円を超えていた。
しかし、東日本大震災後、材料を調達していた東北の金属会社が被災した為、他社からの材料調達等でコストがかさみ、4月~6月の売上平均が800万円に減少。
計画停電の影響や原材料の入手の予測がつかず、8月は影響の出る部署5名を一旦休業とし、材料が入り次第稼働を再開する事にした。
助成金は以上のものだけではなく、数多く存在します。
会社の事、従業員の事いろいろお悩みもあるかと思いますが一人で悩まないで下さい。
こういった助成金をうまく活用する事によって会社環境を劇的に変化させる事も可能なのです。
助成金の事でご不明な点がございます場合は、お気軽にご連絡下さい。